いちご よつぼし

※画像は果実のイメージ画像です。実際はポット苗での販売となります。

よつぼしとは?

よつぼしは「甘味」「酸味」「風味」がそろって、四つ星級においしいことから”よつぼし” と名づけられました。

果実の特徴は、

・かたちが良い
・断面が赤い
・甘味と酸味がバランスが良い
・糖度が高くコクがある

特長

「よつぼし」は、四季なり性をもつ品種で、一季なり品種に比べると、4月から7月に、そして秋にも少し、連続していちごの花が開花し、花が実になり収穫ができます。プランター栽培でも露地栽培でもどちらにも向いています。いちご栽培が初心者の方でも、かたち良く 糖度の高い おいしい いちごの収穫ができるでしょう。

栽培のポイント

4月5月6月7月8月9月10月
暖地・中間地定植
収穫
高冷地定植定植
収穫収穫

定植:使用する用土は、市販の野菜用園芸培養土やいちご栽培用の土を使用して日当たりの良い場所に定植してください。
畑の定植は、水はけのよい場所を選び、よく根が張るように深く耕し、たい肥や腐葉土、元肥料を入れてください。株の間隔は30㎝くらいあけて定植します。マルチを張って雑草を抑制すると生育がさらに良くなります。
プランターの場合は、60㎝プランターに2~3株を定植します。

鉢の場合は、6~7号サイズに1株を定植します。株の地際が埋まらないように浅めに植えてください。株元の加湿や腐敗を防ぎます。

      地際より浅めに植える。

水やり:春の収穫期は、3日に1度程度 様子をみながら水やりしてください。夏場は旺盛に生育しますので、乾かないように毎日あげてください。ただし、表面が常に濡れていると腐りやすくなるので注意が必要です。

肥料:春と秋に野菜用の緩効性化成肥料(かんこうせいかせいひりょう)を株元に規定量施してください。

ポイント:収穫前の春から夏にかけてランナーという子株がたくさん出てきます。品質の良いイチゴを収穫するために、ランナーが伸びていたら元から抜きましょう。ランナーを抜きとることでランナーから栄養が逃げず、充実した株になり、たくさん収穫がたのしめます。

収穫期が過ぎ、梅雨頃から夏にかけてのランナーの子株をうまく誘引してあげれば、翌年春にまたたくさんの果実を収穫できます。

アブラムシやダニが発生したら、市販の殺虫スプレーで駆除してください。鉢で栽培されている場合、ダニが発生したら、株自体をひっくり返して水の中に株全体を漬けこみ、ジャブジャブあらってください。ダニの密度が減ります。

よつぼしは、実を付けたい方向に傾けて、浅植えが好ましです。

よつぼしの植え方の動画はこちら

上級者向け 大きな実をとるには

家庭菜園で収穫できる、よつぼし の実の平均の大きさは、1粒 15〜20gと中程度です。1つの房に花がたくさん咲くため、実もたくさんつきますが、その分1つの実が小さくなりがちです。数より大きな実を収穫したい場合は、ランナーの除去に加え、実に栄養を十分に与えるために、芽をかきとる「芽かき」が必要です。1株からでる芽を3つくらいに制限するように、芽かきをしましょう。大きくなりそうもない花は早めに取り除き、受粉後、元気に大きくなりそうな実だけを残し摘み取りましょう。

     赤い〇のような芽が根本から分かれてくるので「芽かき」をする。
     余分な芽をかき取り、3つ芽を残します。

1粒40g程度の大きい実の収穫にチャレンジしてみてください。

苗の販売期間

春は2月中旬から秋は9月上旬から店頭に並びます。