「ジャパンフラワーセレクション2011-2012」で賞を受賞しました。
去る12月12日に、農林水産省共済組合 南青山会館において、
ジャパンフラワーセレクション2011-2012の授賞式が行われました。
受賞した賞及び品種は下記の通りです。
授賞式

ベストフラワー(優秀賞)※1 及び グッドパフォーマンス特別賞※2

トレニア カウアイシリーズ バーガンディ
出品者:ボール・ホーティカルチャー・カンパニー※3

バーガンディ
バーガンディ(受賞品種)
2011年に発売を開始した「トレニア カウアイシリーズ」は高温多湿の
地域でも旺盛に生育し、開花するよう育成されました。従来のトレニア
の欠点であった節間長の伸びが特性上抑えられ、基部からの分枝数
も多くコンパクトな状態で生産・出荷が可能です。また出荷先でも
コンパクトな状態が長続きするので、棚持ちが良く店頭での傷みや
劣化を減少させることが可能です。またトレニアは従来、半日陰での
栽培が一般的でしたが、今回の評価でも示された通り、日本の梅雨
から真夏の直射日光下でも生育が旺盛で連続開花する点が証明され
ました。潅水が十分に行き届くような場所では、造園素材としても活用
することが可能です。
マゼンタ
マゼンタ
ディープブルー
ディープブルー
レモンドロップ
レモンドロップ
ホワイト
ホワイト
ローズ
ローズ
ブルーアンドホワイト
ブルーアンドホワイト
(2012年5月発売予定)

【商品概要】
他シリーズと比較すると店頭での棚持ちに優れ、コンパクトなシリーズ。花色がより鮮明になり褪色しにくく
なった。バーガンディの他にディープブルー、ホワイト、マゼンタ、レモンドロップ、ローズがある。来春には
ブルーアンドホワイトが追加され全7色となる。花色が豊富なので花壇や寄せ植えで多彩な活用が可能。

【審査委員長講評】
トレニア『カウアイ バーガンディ』は、梅雨の時期から夏場にかけての高多湿の環境に強く、プランターや
花壇で花期を長く楽しむことができる。直射日光のもとでも色褪せしにくく、安定した花色が見られた。株張り
は特に手を加えなくても株元からも良く分枝するため、全体がバランスよく調和的に育ち、特に最盛期の
ボリューム感は見事であった。連続開花性、耐雨性、耐暑性、耐病性において優れており、一般の家庭でも
手軽に育てやすい。店頭でも安心して推奨できる。

直射日光の下で退色しにくい
花色
(7月28日撮影)
圃場の様子

(8月14日撮影)
定植後約70日のハウス内栽培
1株植えの様子
(8月14日撮影)

ニューバリュー特別賞※4

ペチュニア タイダルウェーブシリーズ シルバー
出品者:(株)エム・アンド・ビー・フローラ

シルバー
シルバー(受賞品種)
草丈が高さを強調した寄せ植えや、夏の暑さに強く花壇や造園で活用
できるタイダルウェーブシリーズが日本の梅雨から真夏を通じた圃場
で審査され、その生育旺盛さと開花性が高く評価をされました。這い性
品種の中でも特に強健なタイダルウェーブシリーズは栄養系品種にも
劣らないガーデンパフォーマンスを示します。這い性でありながら草丈
が高くなるという斬新な草姿を有するタイダルウェーブシリーズが新た
な需要を生み出し、日本の市場で定着するよう努力していきたいと考え
ております。
ホットピンク
ホットピンク
パープル
パープル
チェリー
チェリー
【商品概要】
ウェーブ4シリーズ(ウェーブシリーズ・イージーウェーブシリーズ・ショックウェーブシリーズ)のうちの
1シリーズである。這い性ペチュニアが主流の市場では珍しく、実生系として草丈が高く旺盛に生育する。
草丈は40~55p程度。造園用や立体的な花壇を作りたい方にお勧めしたい商品。シルバーの花色は、
薄い紫に色幅があり濃淡を楽しめる商品である。シルバーの他にチェリー、パープル、ホットピンクがあり、
全4色。

【審査委員長講評】
ペチュニア『タイダルウェーブシリーズ シルバー』は、ほふく性と立体的な草姿を両立した品種。鉢だけ
でなく造園用や花壇でも旺盛な株を楽しむことができる。摘芯した後の回復力に優れており、摘芯後約2週間
から20日で完全な形の草姿になってくるので、花を長く楽しむために摘芯をぜひお勧めしたい。花色は夏に
他の植物ともあわせやすい淡い紫がかった白。ひらひらと立ち上がる形と花色とでさわやかな印象を与える
ことができる。紫がかった白色の色味に多少の幅がみられたが、その花色の濃淡を楽しむ方向に考えれば
おもしろい素材になり得る。他の自然風の植物とあわせやすい素材として、近年の消費者のニーズに合致
し、新しいスタイルのペチュニアとしての提案ができる。

紫がかった白の花色

(7月28日撮影)
圃場の様子

(7月28日撮影)
定植後約50日のハウス内栽培
1株植えの様子
(7月28日撮影)

【ジャパンフラワーセレクションについて】

ジャパンフラワーセレクションは、2006年4月 からスタートした日本における統一的な新品種のコンテスト
です。世界の新品種コンテストとしては、北米を中心とした全世界的なオール アメリカセレクションズ
(AAS)、 ヨーロッパを中心としたフロロセレクト(FS)がありますが、アジア発、日本発の新品種のコンテスト
は、このジャパンフラワーセレクションがはじめてです。

ジャパンフラワーセレクションは、国内外の新品種の中から、消費者に推奨できる優れた品種を選んで
「生活者の花や緑のあるライフスタイルを質的に向上させる」「新品種の開発・導入の水準を向上させる」
「花き産業の発展を図る」を目的に、花き産業関係者の幅広い参加・協力、農林水産省等の後援をいただき、
『ジャパンフラワーセレクション』を創設し、2006年春からスタートしました。
このマークが、生活者に「これが優れた新品種です」とお知らせするJFS受賞マークです。日本語の「花」と英語の「Flower」をかけあわせて新しい花の固有性を表現しました。なお、審査会で選定された入賞品種には、認定登録を経て、このマークを使用した販売活動が可能となります。世界の新品種コンテストとしては、北米を中心とした全世界的なオールアメリカ セレクション、ヨーロッパを中心としたフローロ・セレクトがありますが、アジア発、日本発の新品種のコンテストは、このジャパンフラワーセレクションがはじめてです。


※1:ベストフラワー(優秀賞)
各部門で、花の美しさなど、品種特性の優位性や新規性に加えて、生活者の視点から「育てやすさ」「購入のしやすさ」「飾りやすさ」なども評価し、総合的に優秀と認められた品種に授与されます。
各審査会での受賞品種(10点満点の7.0以上)の中から、モニター調査結果や花壇苗、コンテナ苗等の栽培状況データなどを踏まえて、11月の中央審査会での選考結果、9.0以上と採点された品種です。

※2:グッドパフォーマンス特別賞
これまでに比べて、生産者にとっても消費者にとっても扱い易く、育てやすい品種に授与されます。

※3:弊社は、ボール・ホーティカルチャー・カンパニーと(株)ミヨシの合弁会社です。

※4:ニューバリュー特別賞
花の新たな価値観をデザインする品種。今までにない新たな価値観を感じさせ、フラワーデザイン、ガーデンパフォーマンスの多様性や可能性を広げて花文化の未来に貢献する品種に授与されます。